2018年8月14日、東京/ブリュッセル発 – フレキソ印刷用感光性樹脂版開発のパイオニアである Asahi Photoproducts 社は、本日、米国イリノイ州ローズモントの Donald E. Stephens Convention Centerで9月25~27日に開催される Labelexpo Americas 2018 に出展することを発表しました。Asahi Photoproducts 社のブースは Stand F6479 になります。同社は Clean Transfer技術を採用した AWP™ 水現像フレキソ版を展示する予定であり、これには新製品 AWP™-DEW版も含まれます。従来版と比較し、樹脂版の洗浄速度を2.5倍に引き上げたことで、オンデマンド製版に最適となっており、極めて多忙な製造現場においてもより効率の良いフレキソ製版が可能となります。
「今回の展示会では、UVランプの両面同時露光を可能にしたESKO社の最新システム Crystal XPSを用いて製版されたAWP版の印刷サンプルを展示します」と語るのは、Asahi Photoproducts 社の海外営業マネージャー、長田誠氏です。「Asahi Photoproducts社の AWP™ 版を用いた、素早く、安定した、最高品質の樹脂版技術を、来場された方にご紹介できることを楽しみにしております。」
また、Asahi Photoproducts社は技術者を派遣し、AWP™版を用いる事で達成されるOEE(稼働設備効率)改善の詳細についてもご説明致します。長田氏は次のように語ります。「印刷版をAWP™版に切り替える事で、印刷会社様にはその印刷工程において、多くのメリットを得て頂く事が出来ると信じております。欧州のチェコに本拠を構えるColognia Press社では、従来版と比較し印刷時のダウンタイムが減り、アップタイムが25%から50%にまで改善致しました。また、樹脂版を交換せずに、結果として22時間の連続稼働を達成したという実績も出ています。勿論、刷り出しから終わりまで、高い印刷品質は維持されたままです。当社の経験上、AWP™版を使用したフレキソ印刷会社様は、高い確率でこうした成果を実感頂けます」。
AWP™ Clean Transfer技術のメリット
Asahi Photoproducts 社の AWP™ Clean Transfer技術は、従来のフレキソ印刷板を置き換えられる非常に魅力的な技術です。水現像製版システムでは、高温もVOC溶剤も不要です。インキの転移量が向上し、Fixed Color Palette印刷に特に適しており、溶剤による臭気もなく製版が可能です。時間、コスト、廃棄物を軽減できるのみならず、省エネルギー化も実現しています。従来のフレキソ版と比較し、OEE(稼働設備効率)の大幅な改善を達成しながら、傑出した高品質で鮮やかな印刷が確保されます。これらの特性全てが、環境に配慮した最高効率のフレキソ印刷版につながり、高品質の印刷物を生成することができるのです。
Asahi Photoproducts社のClean Transfer技術およびその他の製品については、www.asahi-photoproducts.comをご覧ください。
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メディアの方へ:展示会開催前後にて、Asahi Photoproducts の担当者への個別取材をご希望の方は、Monika Dürr(monika.d@duomedia.com)までご連絡ください。
キャプション:
AWP™ Clean Transfer と Esko Crystal XPS 技術を使用した数々の UV フレキソ印刷ラベル例
Asahi Photoproducts社について
Asahi Photoproducts 社は、旭化成株式会社の子会社として1971年に設立され、フレキソ印刷用感光性樹脂版の開発ではトップクラスの先進企業に数えられています。高品質なフレキソ印刷ソリューション開発と継続的なイノベーションで、同社は印刷業界をさらに発展させていくことを目標に掲げています。