Ruey Chang社CrystalCleanConnect導入とECG印刷体制の拡充を推進
AWP™ 4835P製版処理装置の更新に加え、UTECO製印刷機を新たに導入
ECG印刷の生産能力を強化するとともに、水性ECG印刷への将来的な展開に向けた基盤を構築
ベルギー・ブリュッセル/東京 - 2026年10月6日 - 旭化成のグループ会社であるAsahi Photoproductsは、台湾の軟包装コンバーターであるRuey Chang Printing & Packing Co., Ltd.が、自動フレキソ製版システム「CrystalCleanConnect(CCC4260)」を導入し、従来使用していた「AWP™ 4835P」製版処理装置を更新したことを発表しました。また同社は、新たにUTECO製印刷機の設置を完了し、フレキソ印刷の生産ラインを増設しました。現在、同社の印刷ジョブはすべてUVインキによるECG(Extended Color Gamut:拡張色域)印刷で生産されていますが、新ラインの導入により、将来的な水性インキによるECG印刷への対応も視野に入れた体制を構築しています。
Ruey Chang社: テクノロジー主導の軟包装メーカー
台湾・台中市に本拠を置くRuey Chang社は、軟包装分野を専門とするメーカーです。プリプレスから印刷、加工までを一貫して手掛けるワンストップ生産体制を強みとし、特にUV-ECG印刷に注力しています。効率性と高品質を両立する先進的なパッケージングソリューションを提供する技術志向のパートナーとして、多くの顧客から高い評価を得ています。
製版から印刷まで、生産能力をさらに強化
2025年12月に稼働を開始したCrystalCleanConnect(CCC4260)は、従来のAWP™ 4835P製版処理装置を置き換えるもので、自動化の推進と生産効率の向上を支援します。
現在、Ruey Chang社はBobst製M6印刷機によるUV-ECG印刷を展開しています。今回のUTECO製印刷機の導入により、新たなフレキソ印刷ラインを追加しました。現時点では全案件をUV-ECGで生産していますが、新ラインは将来的な水性ECG印刷への展開にも対応可能であり、生産の柔軟性をさらに高めます。
また同社は、現在使用しているAWP™-DEW版から、フラットトップドット版であるAWP™-CLFQへの段階的な移行も計画しています。まずはUV-ECG環境で性能検証を行い、その後、生産全体への展開を進める予定です。
自動化とUV-ECGへの投資を決めた理由
CCC4260導入の背景には、「生産性向上」と「自動化推進」という二つの大きな目的がありました。
従来設備では版貼り作業や処理能力の面で制約がありましたが、大判対応と高度な自動化機能を備えたCCC4260の導入によって、生産性と工程の安定性を大幅に向上できると期待しています。また、自動化によってオペレーターの作業負荷を軽減し、より効率的で安定した製版環境の実現にもつながります。
Ruey Chang社のRoger Wang氏(Executive Assistant)コメント。
「当社の投資戦略は、現在のUV-ECG生産を維持することだけにとどまりません。すでに全案件をECG印刷で生産している中で、次のステップは生産環境を拡張し、さらなるインキシステムへの対応を進めることです。今回の新ライン導入により、水性ECGを含む次世代ECG印刷への準備が整いました」。
ECG印刷がもたらす効率化
UV-ECG印刷への取り組みは、印刷業界全体で進むワークフロー効率化や色管理の標準化の流れとも一致しています。
特色インキへの依存を減らすことで、ECG印刷はインキ交換回数を削減し、段取り時間の短縮やインキロスの低減を実現します。多品種・小ロット化が進む軟包装印刷において、こうしたメリットは大きな競争力につながります。
グラビア印刷を超えて再定義されるフレキソ印刷の品質価値
長年にわたり、軟包装印刷ではグラビア印刷が品質の基準とされ、フレキソ印刷には同等品質が求められてきました。しかし、その認識は大きく変わりつつあります。
製版技術、スクリーニング技術、UV印刷ワークフローの進化により、フレキソ印刷の再現性と品質は飛躍的に向上しました。フレキソ印刷は、グラビア印刷と競合する技術ではなく、独自性と生産効率、そして品質を重視した印刷技術として、その価値がますます認められるようになっています。
AWP™-CLFQ導入への準備とUV ECG生産の安定化
AWP™-CLFQフラットトップ版の導入は、Ruey Chang社のフレキソ印刷技術発展における次のステップを意味します。当初の目的はUV ECGワークフローのさらなる安定化ですが、この投資はUV用途に限定されるものではありません。新しい印刷ラインの導入により、Ruey Chang社は拡張された生産環境の中でAWP™-CLFQ版の評価を進め、既存のUV ECG生産と将来的な水性ECG生産への展開の両方を支える計画です。同社は、AWP™-CLFQ版が特にベタ濃度の安定化や白インキの隠蔽性向上に寄与し、Quartzスクリーニングとの組み合わせでより安定した印刷品質を実現すると期待しています。
Asahi Photoproductsの松本政樹氏(Managing Executive)コメント
「Ruey Chang社の投資は、ECG技術の長期的な発展に対する強いコミットメントを示しています。AWP™-CLFQ版は、現在のUV ECG印刷において安定したインキ転移と印刷性能を実現するよう設計されており、将来の水性ECGアプリケーションに向けた強固な技術基盤も提供します。」
また、旭化成フォトプロダクツおよび同社のサステナブルなフレキソソリューションに関するお問い合わせは、hello@asahi-photoproducts.comまたは公式ウェブサイト(www.asahi-photoproducts.com)までご連絡ください。
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旭化成フォトプロダクツについて
旭化成フォトプロダクツは、1922年創業の旭化成株式会社のグループ企業として、1973年に設立されました。フォトポリマーフレキソ印刷版のパイオニアとして、高品質なソリューションと最先端技術によってフレキソ印刷の発展に貢献することに取り組んでいます。
同社のフレキソ版は、高い印刷品質を提供するとともに、生産における廃棄物の削減や印刷機の高速化による全体効率の向上を実現するよう設計されています。これらの取り組みは、溶剤使用の削減と水現像技術への完全移行を目指す長期的なサステナビリティ戦略に基づいています。
同社は持続可能なイノベーションが印刷の未来の鍵であると信じており、お客様が環境面と生産性の両面で成果を実現出来る様支援しています。
More information is available at www.asahi-photoproducts.com.
イメージとキャプション
イメージ1・2:台湾・台中市のRuey Chang社に導入された自動フレキソ製版システムCrystalCleanConnect(CCC4260)
イメージ3: Roger Wang, Executive Assistant, Ruey Chang Printing & Packing Co., Ltd.